流産について【4】「習慣性流産」と「不育症」について

流産が3回以上続く、または心拍確認後に流産してしまった、などの経験がおありの方は、もしかしたら「習慣性流産」または「不育症」かも知れません。習慣性流産は、定義としては一応「流産を3回以上してしまった」ですが、最近では、2回の流産、または心拍確認後の流産が1回でもあった場合、「不育症の疑い」と言われることが多いそうです。

また、1人目を何の問題もなく出産していても、2人目以降に流産を何回も繰り返してしまう場合も「不育症」と診断されて検査を受けるように勧められます。

この不育症の方は、私の周りにも結構いらっしゃいます。不育症と名前をつけてもいいのか分かりませんが、2~3回続けて流産してしまった方を何人か知っています。しかも、2人目以降の妊娠でです。

友人は2回続けて流産してしまった時は、2人目を心待ちにされていたのもあり、私も泣いてしまいました。心拍確認後の流産でしたので、彼女が落ち着いた時に、私は検査を受けてみるよう勧めてみました。

結果、彼女の血液が固まりやすい性質である事が判明し、低用量のアスピリンを服用し、すぐに妊娠に至りました。今はお腹の赤ちゃんは、27週。元気だということです。

この様に、検査を受けてみる事で分かることもあるかも知れません。心配な方は是非、検査・治療を受けられてみて下さい。

不育症の原因は様々

一言に不育症と言っても、その原因は様々です。

厚生労働研究班による不育症のリスク因子(不育症の原因となりうる可能性があるもの)を調べてみました。これによると、子宮の形が悪い・子宮形態異常が7.8%、甲状腺の異常が6.8%、両親のどちらかの染色体異常が4.6%、抗リン脂質抗体症候群が10.2%、凝固因子異常として第Ⅶ因子欠乏症が7.2%、プロテインs欠乏症が7.4%あります。

なお、不育症例に陽性率の高い抗リン脂質抗体の一種である抗PE抗体陽性者が34.3%に認められますが、この抗体が本当に流産・死産の原因になっているかは、まだ研究段階なのです。

その他、NK活性という免疫の力が亢進している症例も認められますが、これもまだ研究段階なのだそうです。

検査をしても原因不明の不育症

また、不育症例に多いのが、検査をしても原因不明の方が65.3%と約過半数以上に上ることなのです。「リスク因子がない」という事になるので、この場合は時として「偶発的なものである」とも言われがちです。

つまり、妊娠初期においての流産の原因は、赤ちゃんの染色体異常がほとんどなので、その赤ちゃんの染色体異常が偶然に2~3回以上続いてしまったと結論づけられてしまうのです。ただ、確率的にいうと、この偶発的な現象は、51%にのぼるのもまた事実なんです。

この「偶発的な流産を繰り返してしまうこと」は、単に運の悪いカップルという事になってしまうのです。

ただ、原因不明の不育症と言われた方は、その後無事に妊娠、出産出来る方が多いのもまた事実なのだそうです。

参考URL http://fuiku.jp/fuiku/risk.html

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