施術院の選び方

鍼灸や整体、リンパマッサージについてお話しさせて頂きましたが、実際に施術を受けるとなると、自分はどんな施術がいいのか悩むところですよね。

そもそも、どの治療も残念ながらしっかりしたエビデンスはないので(治療法は確立されていないという意味です)、悩むのは当たり前なのです。

まず、友達の紹介や口コミなどで興味があるものを受けてみられるといいかも知れません。例えば、鍼灸、特にお灸に興味があるなぁと思ったら、友達に「どこの鍼灸院が評判いい?」とさり気なく聞いておくことです。

体外受精とは違い、ネットで公開されている情報は、はっきり言ってあてにはならないのです。よく「ここに通って妊娠しました」という書き込みがありますが、それがその人に合っただけかも知れないし、施術の効果ではないかも知れないからです。確かめる術もありませんしね。ですから、これは口コミや評判を聞いて選ばれる方が、まだいいかも知れません。

それで少し続けてみて効果がなかったら通わなくていいのです。よく「半年は通ってみて」と言われますが、効果がある方はすぐ現れますし、本当に良い施術院では自己流のやり方も教えてくれるのです。

例えば自分で出来るお灸の仕方や、自分に合ったエクササイズなどです。

料金もそれなりにかかるので、是非慎重に選びたいところですね。

 

各リンパ節の重要な役割

リンパ節は800箇所ほどあると書かせて頂きましたが、その中でも特に重要な「主要リンパ節」という箇所があります。要するに、たくさんのリンパ節が集まっている部位なのです。

まずは頸部リンパ節です。これは首の付け根や顎にあたります。ここには約300以上ものリンパ節があるのです。ここが滞ってしまうと肩凝り、頭痛、自律神経の乱れ、二十顎の原因にもなるのだそう!

次に鎖骨リンパ節です。全てのリンパがここに合流しています。老廃物の最終出口地点があると言われています。ここが滞ると、慢性的な肩凝り、肌のトラブル、老化、倦怠感などが起こります。

次は脇の下のリンパ節です。ここが滞ると、二の腕のたるめや肩こりを起こしやすくなります。

次に腹部リンパ節です。ここは妊娠にとって大切な、子宮や腸の働きが弱まり、便秘や生理不順、子宮や卵巣の病気も引き起こしてしまうのだそうです。

鼠径リンパ節は足の付け根にあります。ここが滞ると、下半身が太くなりむくんだり、生理痛が酷くなったりします。

最後に膝窩リンパ節です。ここが滞ると、ひざの痛みやむくみ、冷えの原因になります。重度になると、血管やリンパが腫れて静脈瘤になります。「第二の心臓」と言われるほど大切なリンパ節です。

こうやってみると、リンパがいかに重要なのかが分かります。どこか一部のリンパが滞っていてもダメです。リンパは体中で繋がっているので、どこかひとつでも滞っていると、他のリンパの流れも悪くなってしまうのです。

リンパマッサージは自分でも出来ますが、まずはプロの方にマッサージして頂く方がいいと思います☆

 

リンパって何?

鍼灸や整体の他にも、アロママッサージやリンパマッサージも効果がある場合があります。

アロママッサージは、アロマの効果のカテで書かせて頂きました。では、リンパマッサージはどの様なものでしょう?

リンパとは、体中にある「リンパ液」という組織液が出る場所です。血液の中の血症の一部が、血管の外に染み出し、リンパ管に回収されリンパ液となっています。

リンパ液の役割は、老廃物の回収と排泄、最近の退治、ウイルスなどの抗体を作る、異物や細菌を血管に入れないなどです。リンパ液の分泌が十分でないと、上記の役割が上手く出来なくなってしまいます。

リンパ節は、約800箇所あります。

リンパ液と血液との違いですが、血液は心臓をポンプとして全身に流れているのですが、リンパ液は筋肉の働きによって自発的に流れています。ですので、運動不足などによって筋肉が弱ると、どうしてもリンパの働きが滞りがちになります。

リンパの滞りによって、様々な体の不調が起こりやすくなります。むくみやすくなったり、老廃物が上手く排出されない事による免疫力の低下、疲れやすくなる、肩凝りなどです。

リンパマッサージでは、このリンパ節を優しくマッサージしてあげることでよい刺激になり、リンパ液の分泌が良くなってきます。

妊娠体質になるには、老廃物は敵です。リンパマッサージでリンパの働きをよくして、余計なものは外に出したいですね☆

目や頭の使い過ぎは骨盤を疲れさせる

骨盤関係のお話しでもう一つ。

骨盤の調子が悪くなる原因は他にもあります。それは「目や頭の使いすぎ」です。目の使い過ぎはパソコンやゲームを長時間することで疲れてきます。一点を注意して見る時間が長くなると、目はピントを合わせようとする働きが強くなり、結果目が疲れやすくなるのです。頭の使い過ぎは、考え過ぎてしまう事によって出てきます。今考えなくてもいいことをあれこれ考えてしまったり、心配しなくてもいい事を心配し過ぎてしまったりと、色々です。

脳と脊髄、骨盤は繋がっていますので、目や頭の使い過ぎはダイレクトに骨盤にひびいてしまうのだそうです。結果、骨盤の状態も悪くなります。

しかし、現代社会においては、目はどうしても使い過ぎになってしまいます。なので、「目を使い過ぎたなぁ」と思ったら、目の疲れを癒す事をお勧めします。

一番手っ取り早いのは、ホットタオルを目に当てる事です。目を温める事によって、目の周りの血流が良くなり、目が癒されます。

また、こまめな目の運動として、目をぎゅっと閉じてパッと開ける→黒目を右に動かす→左に→上に→下に動かす、の動作を2~3回すると、目の疲れが少し取れます。

骨盤をしなやかに動かすためにも、目や頭の使い過ぎには注意したいですね。

骨盤を開く事が難しい女性が多い

よく「骨盤が開いているから太りやすい」と言われますよね。一時期、骨盤を閉めるダイエット法が流行った時期がありました。

しかし、私がよく通う整体の先生のお話しによれば、出産前の女性の骨盤で、閉める必要のある方は殆どいなかったそうです。むしろ、骨盤を開くのが困難な女性が多いとの事でした。

女性の体のトラブルは、「骨盤が開くべき時に開かない」事によるものが多いそうです。例えば、PMSの頭痛や腰痛、倦怠感、イライラなどの生理前の症状や、生理痛も骨盤がきちんと開いていないから起こる事があるそうです。

実際に、その先生が整体で骨盤をきれいに整えたところ、PMSの症状が良くなった方が何人もいらっしゃるそうです。

ただ、出産経験のある方は、どうしても骨盤が開きがちになっています。その様な場合は、やはり閉める施術をされた方がいい場合もあるそうです。また、歪んでいる事もあるので、産後は是非骨盤矯正をお勧めします☆

骨盤矯正は、何回か通わないといけません。まあ、それは鍼灸も同じなんですがね。

ただ、骨盤矯正エクササイズなるものがあります。本もたくさん出版されていますが、ここはプロの方に一度整体をして頂き、自分に合ったエクササイズをされた方が効果的だと思います。

 

女性の骨盤の大切さ

女性の骨盤で理想的な骨盤って、どのようなものだと思いますか?

それは形ではなく、「必要に応じて開いたり閉じたり出来る骨盤」です。つまり、柔軟でしなやかな骨盤がいいという事になります。

骨盤は朝に閉じており、昼、夜になるにつれて開いていくのです。更に、生理周期でいくと生理2日目には一番開いており、排卵日には一番閉じているのです。

また、妊娠すると出産に向けて骨盤はどんどん開いていきます。そして出産時にはMaxに!

こんな感じで、骨盤の動きは女性にとってはとても大切なものなんです。骨盤が歪んでいたり、骨盤自体を痛めていたりすると、この動きがスムーズに出来ないので、例えば月経時の経血を排出したり、きゅっと閉じてくれないと排卵がスムーズに行われなくなる可能性があるのです。また、歪んだ骨盤のまま妊娠し、出産をすると、骨盤は更に大きく歪んでしまいます。その結果、膀胱脱になったり子宮脱になったりしてしまう恐れがあるのです!

骨盤は、開きっぱなしでも閉じっぱなしでもダメなんです。どちらも骨盤が固まってしまっている状態です。骨盤の動きが悪くなったり歪んだりしてしまう原因ははっきりとは分かっていませんが、先天的のものを除いては、姿勢の悪さなどが原因と言われています。

整体で骨盤を正しい姿に戻してもらい、妊娠しやすい体質を目指しましょう!

 

 

不妊治療における整体

さて、鍼灸についてお話しさせて頂きましたが、鍼灸の他にも妊娠しやすい体質になる施術があります。

整体もその一つです。体質改善といえば、東洋医学という観点から鍼灸という発想になりますが、整体で体を整えてもらうのも有効なんです。

整体といえば、肩凝りや腰痛になった場合に行かれる方が多い感じですよね。私も腰痛で整体にお世話になった時期がありました。でも、不妊症に効く整体も勿論あります。

整体も鍼灸同様、効く、効かないは勿論ありますが、骨盤を整えるのは結構有効なんじゃないかなぁと感じています。

では何故、骨盤を整える事が大切なのでしょうか?骨盤は上半身と下半身をつなぐ支柱となっていて、骨盤が前後左右にスムーズに動かないと、人間は歩いたりおじぎをしたり、座ったりといった基本的な動きさえ上手くいかなくなります。骨盤は身体の要なんです。

また、骨盤は腸や膀胱など、大切な臓器を包み込むようなつくりになっています。特に、女性は子宮や卵巣など、生殖器も骨盤の中にあるので、骨盤の動きの良し悪しが、ダイレクトに影響するんです。女性にとっては「生殖器=骨盤」といってもいいくらいなんです。

骨盤がきれいな形でスムーズに動く方は、子宮や卵巣の動きもスムーズかも知れませんね☆

鍼灸について ~灸~

次は鍼灸の「灸」についてお話しさせて頂きますね。

灸は書いて字の如く、「お灸」の事です。艾(お灸の材料)を用いてつぼに熱刺激を与える治療法です。昔、私が子どもの頃に悪い事をすると、私の母がよく「やいと据えるよ!」と脅されたものです。この「やいと」がお灸の事で、皆さんのご両親がされているのを、もしかしたら見られた事があるかも知れませんね。私の母も肩凝りが酷く、よく自分で肩にお灸をしていました。お灸の痕って残るんですよね(;´Д`)母の肩にも、お灸の痕が赤々と残っていたのを覚えています。

お灸は直接灸と間接灸があり、後が残りかなり熱い刺激になるのが直接灸です。今は、このやり方を好まれる方は少なくなったそうです。後が残ったら嫌ですもんね。

間接灸は、艾と皮膚の間に空間を作ったり、味噌や薄く切った生姜やニンニクなどの熱の緩衝材を入れて、程よい熱さにします。今はこのやり方が主流のようですね。

お灸は身体を温める効果があり、またかなり気持ちいいものです。お灸も、つぼを熱刺激する事によって、妊娠しやすい体質に近づけるのが目的です。

また、鍼と違って、やり方を覚えれば自宅でも出来るのです。背中とかはムリですが、足くらいなら出来ますよ。

ただし、西洋医学の観点からは、子宮を温めすぎると逆に着床しにくくなると言われています。受精卵は熱に弱いからです。鍼灸をされる時は、必ず主治医に確認をとってからにして下さいね!

鍼灸について ~鍼~

鍼灸とは俗にいう針治療と、お灸の両方の事を言います。まずは針治療のお話からさせて頂きますね。

私の友人に鍼灸師がいます。以前ぎっくり腰になった時に、施術してもらいましたが、効いていると言えば効いているかなぁといった感じでした。ただ、針をしてもらったのですが、気持ち良かった事は確かです。

不妊治療における鍼灸は、主に下腹部や足を温めたり、つぼに針を施す治療が行われるようです。

鍼は、極めて細いステンレス製の針をつぼに刺入します。痛みは全くありません。ツボに刺した針は、一定の刺激を与えすぐに抜く方法と、10~15分間置いておく場合があります。

現在では鍼の消毒も徹底されたおり、鍼は全て使い捨てです。

つぼの刺激ですが、場所は人によって微妙に違うようです。なので、まずはプロの方に自分のつぼを見て頂くのがいいと思います。つぼでない場所に刺すと…当然効き目はないし痛い場合もあります。

つぼを刺激する事によって、妊娠する為の臓器(子宮、卵巣など)に働きかけます。それによって、妊娠体質に近づく事が出来るのです。

まあ、つぼを刺激したからといって妊娠しやすくなるという根拠はないのですが、「もしかすると効くかも」ぐらいに思っておいた方がいいかなと思います。

 

 

 

 

 

妊娠体質になるには体質改善も大切

東洋医学の観点から色々とお話させて頂きましたが、それに基づいた治療…整体、マッサージや鍼灸などのお話をさせて頂きたいと思います。

妊娠体質になる為には、体質改善は大切です。手っ取り早いなは漢方かも知れませんが、漢方はやはり専門の知識を持った方が処方された方が効果が高いと思うし、副作用もある場合もあります。漢方は本来、「病を治す薬」なのであって、体質改善の薬ではありません。

例えば不妊治療の現場でよく処方される「温経湯」ですが、よく排卵障害がある方に処方されますが、漢方医から言うとその人の体質があるので、何でもかんでも温経湯を処方すればいいってもんじゃないみたいです。「温経湯はクロミッドみたいに誰にでも効果がある訳じゃないんだよ」と仰っていたのが印象的でした。

東洋医学における体質改善は「鍼灸」です。しかし、整体師やマッサージ師も東洋医学に則って施術されている方がいらっしゃるようです。実際は混同されている場合が多いんですけどね。でも、混同していた方が、施術を受ける側にとってはいいのです。西洋医学、東洋医学どちらの話も聞けますから(笑)

これらは普通は保険がききません。たまにきくところもありますが、数は少ないのです。ですから、治療を受ける際には、慎重に選ぶ必要があると思います。