不妊治療専門病院なら必ず、治療を始めて早目の時期に子宮卵管造影検査をすると思います。
膣からカテーテルを入れ、子宮腔内に造影剤を注入します。
造影剤は子宮から卵管へと流れます。
そこでレントゲンで撮影をし、卵管が通っているか、子宮の形は正常かを見ます。
卵管が通っていれば、造影剤は腹腔に流れて綺麗に拡散し、自然に排出されます。
もし卵管に詰まり等あれば、造影剤は拡散せず、途中で止まって映ります。
造影剤は油性と水性がありますが、油性を使う病院が多い様ですね。
子宮卵管造影検査を行うと、3~6か月はゴールデン期間と言われていますよね。造影剤による刺激が、卵管の機能をアップさせるという研究報告もあるみたいです。
更に、軽い詰まりが取れたりするので卵管の掃除にもなります。
これらの事から子宮卵管造影検査の後は比較的妊娠しやすい様ですね。
ただ、その期間に妊娠しなくても検査の所見は1~2年は有効と言われています。
これは多分、レントゲン撮影によるリスクの問題もあるのでしょうね。少なからず被爆しますから、何回もすると妊娠には悪影響になりますからね。
痛みは…まあ人それぞれです。詰まりがある方、卵管が細い方は比較的痛みやすい様です。
大抵は痛み止めの座薬等を直前に入れますが…それでも気分が悪くなったりする方はいる様です。
私の場合は…全然痛みませんでした。
「あれ?もう終わったんですか?」
みたいな感じでした。普段より痛みには鈍感な部分があるからだとは思いますが…
どちらにしても、痛みが酷かった場合を考え、帰宅方法を楽なものにしておいた方がベターですね。