ヒスロンは、黄体ホルモン剤です。代表的な合成ホルモン剤で、天然の黄体ホルモンに近い自然な作用を示します。その辺りはプロベラと同じですね。
効能は、黄体機能不全の改善や、月経不順や無月経の生理周期を整えたりします。また、流産の予防にも使用されます。また、高容量(200)では、乳がんや子宮がんの抗ガン剤として使用されます。がんのもとのエストロゲンを抑制する働きがあるので、がんの増殖を抑える事になるのです。この辺りもプロベラろ同じです。プロベラとの違いは、製薬会社が違うというだけです。
半減期も割と早いので、1日2~3回服用する事が多いと思います。
抗ガン剤としても使用されると聞いて、「なんか恐い薬…」と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、そもそも抗ガン剤として使用するには、容量が違いすぎるのです。黄体ホルモン補充の目的では、1日2.5~15mgを1~3回に分けて服用します。対して抗ガン剤では、1日600~1200mg、或は1日400~600mgを服用します。ですので、別の薬と考えてもいいようなものなのです。
服用してはいけない方、服用に関して要注意な方、副作用はプロベラとほぼ同じですが、個人差がありますので医師に説明を受けてから服用されて下さいね。