プロゲストン注射は、黄体ホルモンの中に少量の卵胞ホルモンを含む、プロゲステロン製剤です。
目的は主に、黄体期における黄体ホルモンの補充です。更に、月経周期を戻す為に使われたり(月経でのトラブルは、女性ホルモンが入っている以上、どの薬も使用される可能性はあります)、流産の予防にも使用されたりします。
注射でも、卵巣に直接働きかけるものではないので、卵巣刺激過剰症候群になる心配がないのは特徴です。私は、この注射はしたことがないのですが、よく体外受精の後の黄体ホルモンを補充する目的で使用される事が多い感じがしますね。
調べたところ、黄体ホルモン剤なので、基礎体温上昇作用があったり、高温期が長く続いたりする事もあるみたいです。
副作用は、吐き気や嘔吐、下腹部痛、めまいや頭痛といった、黄体ホルモンを補充した後に出やすい副作用が出やすくなるようです。このプロゲストンに限らず、黄体ホルモン剤は、服用m¥、注射すると気分が悪くなったりする方がいらっしゃいますが、酷くなければ様子をみても大丈夫なようです。黄体ホルモンが急激に増える事によって、この様な副作用が出やすくなってしまうのです。
しかし、妊娠するには好条件になるので、期待したいですよね。