クロミッド~妊娠率や双子の確率が上がるの?

クロミッドは、不妊治療の現場において、最も使用されている薬だと思います。多嚢胞であればまずクロミッドが処方されますし、黄体機能不全でも処方されます。また、特に原因がなくても、「卵子の質を上げる」等の目的でクロミッドが処方される事も多いのです。

また、クロミッドは脳に働きかけるので、作用も緩やかで副作用も強くありません。排卵誘発作用も安定しており、70~80%以上で、軽い無月経の場合だと60%ぐらいと言われています。

「脳に働きかける」というのは、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌を促進し、それによって、この2つのホルモンの分泌が増加し、卵胞刺激ホルモンによって卵胞が成熟し、黄体形成ホルモンによって排卵が促されるという訳です。

クロミッドの副作用として有名なのは、内膜が薄くなる、頸管粘液の分泌が少なくなるというのがありますが、これはまたあとで詳しくお話しさせて頂きます。

クロミッドは双子の可能性や妊娠率が上がるの?

クロミッドを用いると、双子の可能性が高まります。しかし、ほんのわずかなもので5%程度です。そして、クロミッドを投与したときの妊娠率は約25~30%と言われています。これは自然妊娠と同じくらいの妊娠率といえます。

また、クロミッド服用周期は、エコーによる卵胞チェックは必須です。というのも、クロミッドは卵胞が大きくなる傾向があります(大体23mm~人によっては28mmとか)。あんまり大きくなり過ぎると、今度は排卵しなくなってしまうのです。

クロミッドは「妊娠中は禁忌」の薬

クロミッドは「妊娠中は禁忌」に分類される薬です。薬の説明文に「クロミッドを服用中は基礎体温を測り続けるか、病院にて卵胞チェックをするのは必須」と書かれていますが、これは、もし妊娠している場合、卵胞チェックや基礎体温を付けていないと、妊娠の発見が遅れ、またクロミッドを服用してしまう…という事になり兼ねないからです。

クロミッドは普通、生理開始から3日目ないし5日目から服用を始めます。もし妊娠していた場合、生理が来ないのが普通ですが、妊娠していても稀に生理予定日頃に出血する場合があります(着床出血の場合もありますし、妊娠初期の出血の場合もあります)。そういった時に、卵胞チェックや基礎体温を付けていると、妊娠しているという事が分かりますが、付けていないと分からないのです。で、知らず知らずの内に、妊娠中禁忌の薬を服用してしまった…という事になってしまうのです。

ですから、クロミッドを服用中は、必ず排卵の確認、基礎体温を付ける、または生理予定日頃に生理が来なかったら妊娠検査薬を試してみる、という事をしてくださいね。自己管理をするという事なのです。

また、乳がんや子宮がん、子宮頸がんの検診で引っかかった方も注意が必要になります。ホルモン剤なので、がんに影響を与える可能性があるからです。

クロミッドの副作用と長期的な服用についても参考にしてみて下さい。

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