腹腔鏡検査について1 最近よく聞く腹腔鏡検査って?

不妊治療において、腹腔鏡検査は最近よく行われる検査となっています。

腹腔鏡検査は、腹腔内(おなかの中)に腹腔鏡(内視鏡)を入れて、卵巣や卵管、子宮の状態をモニターで観察します。これにより、内診や超音波検査では発見出来なかった、卵巣や卵管の些細な癒着や、初期の子宮内膜症、子宮の形態の異常などが分かります。

腹腔鏡検査は、長期の治療が実を結ばなかった場合に行われる場合が多いのですが、高度な不妊治療の病院では、一通りの血液検査や、子宮卵管造影検査などを終えた後、即腹腔鏡検査に進む場合もあります。

また検査の際、病気が見付かった場合はその場で処置をする事も可能なのです。

腹腔鏡検査はお腹に小さな穴を開けるので、全身麻酔が必要になります。ですので、短期間の入院が必要になる場合もあります。ここは子宮鏡検査と違うところですね。

腹腔鏡検査は、通常は卵胞期に行われますが、妊娠の可能性がなければ、いつでも可能です。

おへその下に小さな穴を2~3か所開けて、腹腔鏡や鉗子を挿入しますが、後は殆ど残らないそうです。また、検査後の痛みも軽くて済むそうです。

費用ですが、腹腔鏡検査は保険適用となります。病気が見付かった場合も同様ですので、費用はそんなにかかりません。民間の保険によっては、かえっておつりが来る場合もあるようです。

腹腔鏡検査に適応のケース

腹腔鏡検査に適応のケースを挙げてみたいと思います。

まずは子宮卵管造影検査にて異常を認めた場合です。特に、卵管が詰まっている場合は、腹腔鏡手術にて卵管が通る場合があります。不妊の原因が、ただ単純に卵管の詰まりだけであれば、腹腔鏡手術にて詰まりを取り除くのが、いちばんの治療になるのです。自然妊娠が期待出来るようになります。

次は、クラミジア検査にて陽性が出た場合です。不妊治療の病院においてのクラミジア抗体が陽性という事は、過去にもクラミジアに罹っていたということが分かります。クラミジアに罹ると、高確率で子宮や卵管、卵巣などに癒着があるそうです。ですので、クラミジア抗体検査にて陽性が出た方は、腹腔鏡検査を一度受けておいた方が安心と言えます。

次に、原因不明の不妊の場合です。原因不明といっても、実際にお腹の中を見てみる事で分かる事があります。例えば、卵管の外側に癒着があった場合、采卵管が上手く働く事が出来なくなっており、結果的に卵子のピックアップが出来ていない場合があるそうです。こういったケースは、子宮卵管造影検査では分かりません。子宮卵管造影検査は、子宮や卵管の「中」を見る事は出来ますが、「外」は見る事が出来ないのです。

これらの所見がある方には、腹腔鏡検査は有効な検査であると言えます。

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