妊娠が成立する仕組みを詳しく知っていると、自分の体の変化に敏感になると思います。
例えば排卵痛。この排卵痛という言葉は、私は不妊治療をして始めて知りました。勿論、学校の授業でも習った事はなかったし、友達との会話にもあがる事はありませんでした。「生理痛が酷くて~」とかは話題にはなりますけどね。
排卵痛を知らない女性は意外と多いのです。私の友達も30歳を過ぎて、私から聞いて始めて知ったと言っていましたし、ママ友もそんな方がいらっしゃます。「ああ、この謎の痛みは排卵痛だったんだねぇ」という感じです。
排卵痛を感じ取れるということは、それだけタイミングが取りやすくなるのです。私は排卵痛なんて感じたこともなかったのですが、言葉を知ってから「そういえば高温期に入る前に下腹部が痛くなるなぁ」と思ったぐらい鈍感だったのです。まあ、排卵痛があるからといって、痛い時が排卵中ってわけでもないんですが、参考程度にはなるでしょう。
このように、妊娠の仕組みを知る事で、妊娠に有利になる場合もあるのです。自分の体の些細な変化も気づける様になりますしね。
以前に、「知識が増えても妊娠するわけではない」と書かせて頂いたことがあったのですが、知識を活用する分には全然いい事だと思います。