精子によい禁欲期間は2日間ぐらいがベスト

以前に書いた精子の生成の仕組みでは「精子は無限に作られている」と書かせて頂きましたが、射精してすぐに量が元に戻るのかと言えば、そうではありません。射精してから48~72時間後くらいに、濃度は元に戻ると言われています。しかし、これも個人差があり、1日半ぐらいで元に戻る方もいらっしゃるようです。

タイミング指導で、「毎日タイミングを取ると、精液が薄まるから3日ぐらいは空けてね」という医師がいらっしゃいます。これは、ある意味では間違っていなくて、またある意味では間違いです。

どういう事かといいますと、そもそも精子濃度は禁欲期間に大きく影響されます。禁欲期間が1日とかだと濃度は当然低くなります。逆に4~5日くらいの禁欲期間だと、濃度が高まる事が多いのです。

そこで、精子濃度が低い「乏精子症」の方は、4~5日くらいの禁欲期間があると精子の濃度が標準にまで上がる事があるのです。精巣に精子を溜めることになるのですから、当然と言えば当然なのです。

ところで、精子によい禁欲期間は、これも個人差がありますが大体2日間ぐらいがベストと言われています。3日だと、前述した通り、精巣に精子が溜まってしまいます。そこで、いっぱいになる前に射精すると常に新しい精子を作ろうと、精巣が働いてくれるのです。

精子は溜めすぎるとよくない

精子は溜めすぎると、運動率が落ちたり奇形率がアップするという報告もあります。

精子は、精巣に溜まってしまう前に射精して出してあげることで、また新しい精子を作ろうと、精巣が頑張ってくれます。濃度は多少落ちるかも知れませんが、むしろ禁欲期間が短い方が、活きのいい精子が作られることになるのです。

実際に、1週間以上の禁欲期間がある場合の精子の運動率は、ガクンと下がってしまうのだそうです。

精巣を常にフル活動してもらう事で、常に元気のいい精子を作ってもらおうというわけです。精巣は疲れないのかなぁと思ってしまいますが、人間の体は上手く出来ているもので、射精を頻繁にする事によって、精巣が疲れてしまうことはないそうですよ。むしろ逆に元気になるんだそうです。

女性とは全く逆なんですね。卵巣は、働いてもらう程疲れてしまうのに…(笑)

これは、精子濃度は基準値だけれど、運動率が今一つの方に良い方法とも言えます。作れば作る程、運動率は良くなる事はよく言われることです。濃度に問題がないのなら、それ程長い禁欲期間は全く必要ないのです。

しかし、最近では精子濃度が低い方でも、「禁欲期間はそれ程開けない方がいい」と言われています。精液検査でも、濃度より運動率が重視される傾向がありますしね。

勿論、一定の濃度は必要ですが、精子も「量より質が大切」といったところでしょうか。

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2014年3月18日 精子によい禁欲期間は2日間ぐらいがベスト はコメントを受け付けていません。 卵子・精子について