科学的流産ってどんな状態?妊娠にカウントされるの?

「科学的流産」。私はこの名称を知った時に、「一体どんな大変な流産なんだろう」と思った記憶があります。不妊治療を始めるまでは、全く知らない名称でしたし…現に知らない方も多いですしね。

普通、流産と言えば、まず妊娠が分かり病院に言って超音波で胎嚢が確認出来たにも関わらず、心拍が確認されなかったり、心拍が確認されても、何らかの原因で心拍が停止してしまうことを表すと思います。

産婦人科学会でも、病院で胎嚢が確認された後に流産してしまうことを「流産」とすることが定義づけられています。

科学的流産とは?

科学的流産とは、病院で胎嚢が確認される前に流産してしまう事を言います。

何故「科学的」なのかというと、妊娠検査薬や、体外受精の妊娠判定でしか妊娠が分からない妊娠だからです。検査によって、科学的に妊娠している事が分かっている状態で流産してしまう事から、「科学的流産」という名前がつけられました。

そもそも、妊娠検査薬が登場するまでは、「科学的流産」なんて言葉はなかったのです。前にも書かせて頂いた通り、昔の方は、「生理が遅れる」「つわりのような症状が出る」事で、妊娠を判断していました。ですので、妊娠が成立していたとしても、ごくごく初期に流産してしまった場合、普通の生理が少し遅れたぐらいと判断していたのです。

科学的流産は妊娠成立?

現在の医学では科学的流産は、妊娠成立とはみなされていません。通常なら妊娠に気づかない時期だからです。また、胎嚢も確認していない状態で流産としてしまうのも、早計な感じがしないでもないです。目には見えませんからね…

科学的流産は、妊娠検査薬や体外受精の妊娠判定以外では絶対に分かりません。普通、妊娠検査薬のフライング検査は、高温期9日目ぐらいからされる方が多いかなと思います。理由は、着床の完了が早くて9日目ぐらいだからです。(参考:着床開始から完了までの日数)着床開始とともにHCGが分泌され始めるのは確かなようですが、それはまだ妊娠検査薬には反応出来ない微量な量なのです。着床が完了するころには、もしかしたら検査薬に反応するぐらいの量が分泌されているかも知れません。そした、この頃はまだ、超音波で確認しようとしても見えないので確認のしようがないのです。

妊娠検査薬でうっすらでも反応したら陽性ですよね。しかし、その後に生理予定日より少し遅れて出血してしまう場合があります。出血の量は普通の生理よりも多い場合が多く、また生理痛も重いことが多いです。

HCGの分泌量は日に日に増えていくので(だいたい1日に1.5倍の量です)、検査薬の反応は当然日に日に濃くなっていきます。しかし、検査薬の反応もなくなってしまいます。この状態が科学的流産なのです。

理論上は妊娠にカウントされない。けど・・・

科学的流産は、妊娠にカウントされないと書かせて頂きました。確かに、理論上はそうなのかも知れません。

しかし、私を含め不妊治療をしている方にとっては、フライング検査でも妊娠検査薬で陽性が出るということ自体が、とても嬉しい事だと思うのです。

もし、フライング検査で陽性反応が出て、その後残念ながら科学的流産となってしまっても、勿論残念に思うのは当然ですが、「自分は着床までいったんだ」と勇気づけられることの方が多いのではないかなと思います。

着床しているのを知る方法は、妊娠検査薬によるフライング検査しかないのです。病院に行っても、少なくとも生理予定日を過ぎていなければ「もう少し待ってみて下さい」と言われるかも知れないし、お金もかかってしまいます。妊娠検査薬は、自宅で手軽に検査出来るので、やってみてもいいかも知れませんよね。

科学的流産は妊娠にはカウントしませんが、自分の中では覚えておいていいと思います。決して「いつもの生理と同じ」ではないのです。

短い期間だったかも知れませんが、ちゃんと着床まで出来たのです。これは、今後の治療にとって励みにもなるし、もしかしたら医師の参考にもなるかも知れません。一度は妊娠出来たのですから、大きな自信になるんのです。

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2014年3月31日 科学的流産ってどんな状態?妊娠にカウントされるの? はコメントを受け付けていません。 妊娠の成立