最近では太る原因は「脂質ではなく糖質」という概念が大分浸透してきた感じですよね。これもメディアの力だと思います。
糖質は、甘いものだけに含まれている訳ではありません、ご存知の様に、米や食パン、麺類にも多く含まれているんです。
糖質は摂らなければいけない栄養素
私は以前、「炭水化物抜きダイエット」をしていた事があります。朝にご飯を食べるのみで、後はご飯やパン、麺類は一切食べないという方法を取っていました。…しかし、いくら専業主婦とはいえ、これはかなりきつかったです。昼にはもうご飯か麺類が食べたくて。でも我慢して夕飯前は何だか力が出ない事もあったんです。
このやり方は、妊娠を望む私には向いていなかった様で、後で先生に怒られてしまいました。要は糖質は「摂り過ぎ」がダメで、摂らないといけない栄養素なんです。
で、必要以上に糖質を摂り過ぎてしまうと、余った糖質はグリコーゲンや中性脂肪として体にたまってしまうのだそうです。これが太る原因です。デスクワークの多い方や、家事で体を動かす程度の方は、そんなに糖質を必要としないそうです。でも、摂らなさ過ぎて私みたいになっても困りますしね。
そういう場合は身体に聞いてみるといいかと思います。私の場合はフラフラする程だったので、明らかに足りていなかったのでしょう。
糖質は血糖値を急上昇させてしまう働きがある
糖質には、もう一つ困った働きがあるんです。それは、血糖値を急上昇させてしまうことです。糖質は身体に吸収されるのが早いため、食べると血糖値が急激に上昇します。
低血糖の方が、たまにしんどくなるとあめを舐めていたりしますよね。これは糖質の原理を利用しているのです。
血糖値が急激に上昇すると、身体はそれを元に戻そうとします。膵臓からインスリンを分泌して血糖値を下げようとするんです。これはこれでいいんですが…
この状態が長く続く事がいけないみたいなんです。
チョコやケーキ等の甘い物や、白米やパンといった糖質が高い物を多く食べる生活が長く続くと膵臓が疲れてきてしまうのです。そうなってくると、糖質を少し摂っただけでもインスリンの分泌が上手く出来なくなり血統調節が上手く働かなくなり、低血糖の原因になるんですって。
ここで考えてみると…インスリンって妊娠と関係あるホルモンでしたよね。そうです、最近になって、多嚢胞の原因がインスリンの過剰分泌によって引き起こされる場合があると、どこかの文献で目にしました。
糖質の過剰な摂取は、不妊の原因にもなるんですね…
で、太るという事は妊娠するにも不利になると聞いた事があります。適正体重よりも、1~2kgぐらい重いぐらいの方が妊娠しやすいそうです。上手な方法で糖質を制限していきたいですよね。
参考サイト:携帯、スマホ限定サイト 「ママニティ」