体外受精に向けての採卵は、この周期と決めたらいつでも出来るものだと思っていました。
ところが、調べていくとそうでもない様です。血液検査やエコーの結果によっては、採卵を取りやめた方がいいという周期があるそうです。
採卵する前は入念な検査をするのです。
まずは、生理中の採決で、ホルモンバランスが崩れている場合です。
卵胞刺激ホルモン(FSH)が高いと良い卵が採れない事が多いみたいです。
また、E2が高い場合も同様です。
しかし、ホルモンは毎月変動する為、次の周期までに体調を整えれば改善する場合もあるのでそんなに心配はいらないそうです。
次に、生理中のエコーで見える、その周期に育つ小さな卵胞が見えない時です。
卵巣刺激を行うと、大体そこで見えた分だけ卵胞が発育するそうです。つまり、生理中に小さな卵胞が見えない場合は、いくら卵巣刺激しても効果がないという事になるので採卵は見送った方が賢明です。
原因はよく分かっていない様ですが、前の周期の状態にかなり左右される様ですね。また、刺激で採卵を行っている場合、体の中に薬が残るそうです。医師により違いますが、大体3か月ぐらい残ってしまうんだそうです。
刺激法で採卵を行う場合、連続では行わないと聞きましたが、なるほど、そういう理由もあったんですね!