不妊治療では不妊原因が分かればそれに基づいて治療すればいいのですが、原因不明なケースもまたたくさんあるのです。
その場合は、約半年タイミング、その後人工受精…とステップアップしていくのが一般的ですがタイミングの時点で特に原因がないのに、「卵子の質を上げるから」と排卵誘発剤を処方される事があります。
確かに有効と言えば有効かも知れませんが、全ての人に有効かというとそうでもないんです。
理由の一つに、薬の効きの強弱です。クロミッド等の誘発剤は効く方はいきなり5個以上の卵胞が育ったり、卵胞が大きくなり過ぎて排卵出来ない状態になる事があります。逆に、殆ど効かない人もいます(私がこのタイプ)。
勿論、医師も始めて誘発剤を処方する時はよく観察してくれるんですが、こういった事があるというのを覚えておいて下さいね!
排卵誘発剤も薬なので副作用もあることを考える
そして誘発剤は基本何周期にも渡って処方されます。原因が特にないのにです。
薬というのは副作用が大なり小なりありますから、その点も考慮しないといけません。クロミッドは内膜が薄くなったり頸管粘液が少なくなったりします。それでは全くの逆効果になります。
「医師が処方するから大丈夫」だけではなく、自分の体にも注意を向けてみて下さい。薬の副作用は意外にあるものなんです。